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琵琶湖・淀川流域圏の現状と課題

流域の連携 (2)様々な取り組み  2/2

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現状琵琶湖・淀川流域における取り組み

地域を構成する住民、企業、行政の三者が協力して専門組織(グラウンドワーク・トラスト)を作り、身近な環境を見直し、自らが汗を流して地域の環境を改善していく活動(グラウンドワーク)が進められています。

グランドワークの取り組み
 

河川敷や道路等の一定区間を行政と住民、学校、企業等が協力し、ボランティアによる清掃活動等が進められています。大阪府では、リバープログラムとして24団体(H15.8)、ロードプログラムとして68団体(H14.10)が清掃等の活動を行っています。

茨木川での清掃活動
 

様々な団体による河川の清掃活動や、森林環境保全のための取り組みが行われています。一例として英真学園高等学校の生徒等1,100人が淀川河川敷十三大橋付近をクリーンアップしています。

淀川でのクリーンアップ
 

三重県のかわたろう祭、奈良県の淀川源流まつり、滋賀県の環境学習船「うみのこ」等、各地で様々な取り組みが行われています。

淀川源流まつり/うみのこ
手作りいかだによる川くだり

課題

課題

琵琶湖・淀川流域圏をひとつとしてとらえ、NPOが主体となって運営する仕組みや流域のあるがままの姿を“生きた博物館”と見立てて、流域住民の意志と力によって運営していく場を創設する等、流域が一体となって取り組むことが必要です。また、次代を担う子ども達を対象に、淡水資源の保全・源流域の水源かん養の必要性や利水・親水の現場において体験的に学ぶ機会を増やすことが望まれます。

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