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5つの連携テーマ

みずべプロムナードネットワーク

流域圏における人と水辺の良好な関係を再構築するため、水辺、水際の人の動線を再整備するとともに、人々が水辺を活用し、親しめるようまち並みや水辺空間を整備します。
このため、舟運、サイクリング、ウォーキングにより、琵琶湖・淀川流域圏の水辺をつなぐ「みずべプロムナードネットワーク」を構築するとともに、ネットワークの主要拠点である八軒家周辺、枚方、三川合流部、伏見港、琵琶湖畔等に「川の駅」「湖の駅」を設置し、市民が水辺に親しめる環境を整備します。

図

ネットワークの構築

淀川、木津川、桂川、猪名川等の各河川沿いや琵琶湖周辺に、舟運、サイクリング、ウォーキングで水辺をつなぐ「みずべプロムナードネットワーク」を構築します。そのため、遊歩道、航路等の連続性の総点検を行い、分断されている箇所の計画的な解消を図ります。
舟運については、淀川大堰の閘門設置等により淀川河口から琵琶湖までのルート及び船着場、港を整備するとともに、河道整備等により必要な水深を確保し、航路を整備します。サイクリング、ウォーキング等については、河川敷をつなぐ「水辺の小径」を整備するとともに、大規模自転車道を中心に、河川敷や水辺に隣接する道路を活用して連続したルートを整備します。
当面、舟運については、淀川河口〜淀川大堰〜伏見港について、航路及び船着場の整備を河川環境への影響や利用の動向等を踏まえた上で実施します。また、天ヶ瀬ダム、瀬田川洗堰等により舟の利用が分断されている区間は、当面、サイクリングおよびウォーキング等で連結させます。

「川の駅」「湖の駅」の整備

舟運、サイクリング、ウォーキング等のネットワークの結節点に、利用者や地域の方々のための情報発信、交流のできる施設等を備えた「川の駅」「湖の駅」を整備します。なお、「川の駅」「湖の駅」の整備にあたっては、周辺の自然、風景、歴史的建造物等まちづくりとの調和を図るとともに、船舶航行の安全性にも十分に配慮を行います。また、大規模地震時等における防災輸送ネットワークの拠点としても位置づけるとともに、公共交通機関、道の駅とのつながりについても配慮します。
さらに、ユニバーサル社会に対応するため、緩傾斜歩道等のバリアフリー化、自律移動支援プロジェクトの手法を用いITを活用した情報提供等を実施します。

ソフト面の取り組み

みずべプロムナードネットワークの持続的な活用を推進するため、様々なソフト面の取り組みを図ります。

社会実験等としての取り組み

みずべプロムナードネットワークの持続的な活用を図るため、社会実験等を活用した取り組みを行います。