第1回検討会 各市町の報告-西脇市
1.市内の被害状況
西脇市内の被害状況
16時15分頃~不明、西脇区内(南本町等)をはじめとする30町において浸水する。
- 浸水被害
- 浸水面積203.1ha
- 浸水戸数
- 1,625戸(住家 1,266戸、非住家 359戸)
- 人的被害
- 死亡 1名、負傷 3名
- 通行止めとなった道路
- 国道175号、県道西脇三田線、県道黒田庄滝野線、市道西脇滝野線ほか
2.西脇市の要望
(被害状況写真)
西脇市においては、昨年の台風23号により、西脇区内をはじめとする30町、約203haの広い範囲で浸水し、昭和58年9月の洪水時と比較しても、かつてない大被害となりました。
このため、国や県に対して被害箇所の早期復旧とともに、抜本的な治水対策を要望してまいりました。
その結果、兵庫県では、昨年末に「河川激甚災害対策特別緊急事業」の採択を受け、加古川、野間川、杉原川の本格的な治水対策が行われることになりました。
しかしながら、県管理区間の事業のみでは、抜本的な治水対策にならず、直轄区間においても、これに合わせた河床掘削などの本川水位を下げる施策(通称「黒滝」の岩盤掘削等)を早急に行っていただきますようご要望申し上げます。
被害状況写真
(内水対策事業)和田ポンプ場冠水1 |
(内水対策事業)和田ポンプ場冠水2 |
杉原川(由縁橋)冠水 |
南本町復旧状況 |
加古川(掘町)堤防決壊 |
県道西脇三田線(直轄区間、県管理区間界付近)堤防溢水により自動車流出 |