第1回 加古川河道整備検討会

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日時 : 平成17年 2月17日(木)13:00~

場所 : 東播磨県民局 別館2階 A・B会議室

設立の目的及び規約

(名称)
第1条
本会は、「加古川河道整備検討会」(以下「検討会」という。)と称する。
(目的)
第2条
平成16年10月20日の台風23号による災害を契機として、治水安全度の向上を図るべく洪水の流下阻害となる 堆積土砂の除去や河道内樹木の伐採など河川管理者が提示する河川整備案及び工事モニタリングについて助言する。
(組織等)
第3条
検討会メンバーは、河川工学及び河川環境に関する学識経験者並びに直轄管理区間に関係する自治体職員より構成し、姫路河川国道事務所長が委嘱する。
(設置期限)
第4条
検討会の設置期限は平成18年3月末日までとする。
(会議の公開)
第5条
検討会は公開を原則とするが、希少動植物の保護等のため必要と判断される場合は部分的に非公開とする。
(事務局)
第6条
検討会の事務局は、姫路河川国道事務所調査第一課に置く。

出席者

  区分 氏名 役職等 出欠 代理出席者
1 学識経験者 川谷 健 神戸大学都市安全研究センター教授  
2 学識経験者 服部 保 兵庫県立大学 自然・環境科学研究所 教授
兵庫県人と自然の博物館 自然・環境再生研究部長
 
3 学識経験者 坂根 隆治 元伊丹市昆虫館副館長
日本鳥学会
 
4 学識経験者 鈴木 寿之 兵庫県立尼崎北高校 教諭
日本魚類学会自然保護委員会
 
5 地元有識者 池嶋 清 加古川漁業協同組合代理理事組合長  
6 行政 樽本 庄一 加古川市長 助役
長谷川 浩三
7 行政 田村 広一 高砂市長 助役
原 明範
8 行政 小野市長  
9 行政 加古 房夫 三木市長 技監
網谷 喜明
10 行政 小東 愼介 社町長  
11 行政 山本 廣一 滝野町長  
12 行政 内橋 直昭 西脇市長  
13 行政 武部 信行 北播磨県民局県土整備部部長
兵庫県社土木事務所長
 
14 行政 寺田 良幸 東播磨県民局県土整備部部長
兵庫県加古川土木事務所長
 
15 行政 若林 伸幸 国土交通省近畿地方整備局
姫路河川国道事務所長
 

加古川の概要

(1)流域の概要

加古川は、但馬地域と播磨地域の境界に連なる山地の北部に位置する粟鹿山(青垣町)に源を発し、篠山川、杉原川、東条川、万願寺川、美嚢川等の支川と合流しながら滝野町、小野市、加古川市等を貫流し瀬戸内海播磨灘に注ぐ幹線流路延長約96km(直轄区間流路延長約36km)の一級河川です。

加古川の流域は10市9町(小野市、加古川市、加西市、神戸市(西区)、篠山市、三田市、高砂市、丹波市、西脇市、三木市、稲美町、加美町、黒田庄町、滝野町、東条町、中町、社町、八千代町、吉川町)にまたがっており、その面積は約1,730km2で兵庫県の約21%を占めています。

(2)気候

流域の気候は、大きく分けて山地の上流部、平地の中下流部の2つに分かれます。山地の上流部は、冬季も降水量が多く日本海型気候に類似し、中下流部は温暖で比較的降水量が少ない瀬戸内海型気候に属しています。

(3)地形

上流部は標高962mの粟鹿山をはじめ、険しい山地が連なっています。流域の約67%を山地が占めています。

流域の中流部は標高200m以下の丘陵地が広がっており、下流部の加古川市や高砂市などでは市街地が形成されています。

河道の変遷について

治水面からみた加古川の現状

各市町の報告