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琵琶湖・淀川流域圏の現状と課題

都市環境 (2)安全・安心 2/2

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近年の降雨量の不安定化傾向等により、利水に対する安全度が低下し、渇水が起こりやすくなっています。

雨水利用等水の有効活用 降雨量の不安定化

琵琶湖・淀川水系では取排水系統が大規模でかつ複雑に入り組んでおり、微量有害物質や病原性微生物等のリスクが問題となっています。環境基準等の範囲内ではあるものの、近年、湖沼・河川において微量有害物質等が検出されています。また、かび臭、塩素臭等、水道水に求められる快適性の面からも支障が生じています。

問題となった物質と新聞掲載数

課題

課題

渇水対策のため、家庭や企業等すべての主体が水を使う様々な場面において、これまで以上に効率的な水の使用を心がけるとともに、水需要を踏まえた水源の確保や水利用の弾力的運用を図ります。

課題

琵琶湖・淀川水系では取排水系統が大規模でかつ複雑に入り組んでおり、微量有害物資や病原性微生物等の河川等への流入は、生態系に影響を及ぼすだけでなく、水道の原水を河川に依存する多くの人々の健康・生命に長期的・潜在的影響が懸念されるとともに、かび臭、塩素臭等、水道水に求められる快適性の面からも支障が生じています。また、健康・生命へのリスクは、特に地震等による災害や渇水の発生、水系伝染病の集団発生等に伴って増大すると見込まれるため、予めリスクの評価と対策を検討しておく必要があります。

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