すいせい
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かくしごがん
(ふくど)
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すていし |
■ヨシの役割
川の自然環境を守るためには、生物のすみよい環境づくりが大切です。特に、植物は川の生態系(せいたいけい)を維持(いじ)するうえで重要な役割を果たします。例えば、河原の象徴的(しょうちょうてき)な光景のひとつにヨシ原がありますが、ヨシの茎(くき)は、水鳥の巣作りの材料になったり、スズメやツバメ、エビやカニのすみかになるほか、昆虫の餌(えさ)にもなるなど、ヨシは生物にとって大切な植物であり、生物の貴重な生息地(せいそくち)になります。
加古川下流の稲屋地区で行われた河川改修工事(低水護岸)は、今では貴重な風景となりつつあるヨシ原の保全が、大きな目的となりました。 |