一般国道42号 田辺西バイパスの概要
一般国道42号は紀伊半島唯一の主要幹線道路であり、紀勢自動車道と連携して社会的・経済的な発展を促進します。
田辺市の市街地では慢性的な交通渋滞に加え、観光シーズンには著しい交通渋滞が発生し、幹線道路としての機能が損なわれ、日常生活にも支障をきたしています。田辺西バイパスは、このような交通需要に対応し、交通混雑の緩和による交通円滑化、生活道路の交通安全の向上、近畿自動車道紀勢線との連携による沿道地域の活性化を主な目的としています。

計画諸元
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起終点 | 起点)和歌山県田辺(たなべ)市 稲成(いなり)町 終点)和歌山県田辺(たなべ)市 芳養町(はやちょう)大屋(おおや) |
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計画延長 | 3.8km |
幅員 | 23.5m~25.0m |
構造規格 | 第3種第2級 |
設計速度 | 60km/h |
車線数 | 4車線 |
事業の状況
令和4年3月


標準断面図


令和3年度開通
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平成5~7年度 | 調査 |
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平成8年11月29日 | 都市計画決定 |
平成9年度 | 事業化 |
平成14年度 | 用地着手 |
平成19年11月 | 近畿自動車道みなべIC~南紀田辺IC間供用 |
平成19年11月 | 南紀田辺IC関連部(延長600m)を完成4車線で供用 |
平成26年3月 | 田辺市稲成町稲成~同市芳養町清地路(延長1.6km)を暫定2車線で開通 |
交通混雑の緩和
国道42号の現状

国道42号は田辺の生活基盤道路として、また紀伊半島の主要幹線道路として利用されています。
交通量の増加にともない田辺市では慢性的な渋滞が発生し、市内の経済効果低下の一因でした。
渋滞を解消するため田辺バイパスの整備を行い、一部地域の渋滞は緩和されましたが、さらなる物流の円滑化、効率化のために田辺西バイパスの整備が急がれます。
交通量の増加にともない田辺市では慢性的な渋滞が発生し、市内の経済効果低下の一因でした。
渋滞を解消するため田辺バイパスの整備を行い、一部地域の渋滞は緩和されましたが、さらなる物流の円滑化、効率化のために田辺西バイパスの整備が急がれます。

交通混雑の緩和と安全性が向上
国道42号の芳養(はや)交差点や稲成町交差点では、通勤時間帯を中心に慢性的な渋滞が発生しています。
また、歩道整備が十分でないことも渋滞を誘発する原因になっています。
田辺西バイパスの整備により、国道42号から田辺西バイパスの交通の転換が図られ、国道42号の交通が減少し、芳養交差点や稲成町交差点の渋滞緩和と交通安全性の向上が期待されます。
また、歩道整備が十分でないことも渋滞を誘発する原因になっています。
田辺西バイパスの整備により、国道42号から田辺西バイパスの交通の転換が図られ、国道42号の交通が減少し、芳養交差点や稲成町交差点の渋滞緩和と交通安全性の向上が期待されます。
渋滞状況



救急医療活動の支援
所要時間が短縮されます

田辺西バイパスの整備により田辺市域の所用時間が短縮されるため、田辺赤十字血液センターと救急病院とのアクセス性が向上し、救急医療体制の強化への支援も期待されます。
田辺赤十字血液センター~南和歌山医療センターの時間短縮
