どんな川?
熊野川は幹川流路延長183km、流域面積2,360km2の一級河川であり、その流域は奈良県、和歌山県、三重県の3県にまたがり、5市3町6村を抱えている。流域内には11基の利水ダムが整備されている。
流域の95%を山地が占め、下流部のわずかな平地に人口の約53%、資産の95%が集中している。
降水量は約2,800mmであり、全国平均の約1.6倍となっており、特に海岸に近い東側で降水量が一層多くなっている。
流域の95%を山地が占め、下流部のわずかな平地に人口の約53%、資産の95%が集中している。
降水量は約2,800mmであり、全国平均の約1.6倍となっており、特に海岸に近い東側で降水量が一層多くなっている。
流域及び氾濫域の諸元
流域面積(集水面積):2,360㎢
幹川流路延長:183km
流域内人口:約4.0万人
想定氾濫区域面積:11.7㎢
想定氾濫区域内人口:約2.2万人
想定氾濫区域内資産額:4,595億円(直轄区間) 245億円(指定区間)
主な市町村:新宮市、紀宝町、十津川村等
幹川流路延長:183km
流域内人口:約4.0万人
想定氾濫区域面積:11.7㎢
想定氾濫区域内人口:約2.2万人
想定氾濫区域内資産額:4,595億円(直轄区間) 245億円(指定区間)
主な市町村:新宮市、紀宝町、十津川村等
降雨特性
年平均降水量は約2,800㎜で、全国平均の約1.6倍
主要洪水の大半が台風性
主要洪水の大半が台風性


流域図

土地利用
森林等が約95%、農地が約1.0%、宅地が0.7%
下流部のわずかな平地に人口資産が集中
下流部のわずかな平地に人口資産が集中


地形・地質特性
大峰山地が南北に走り、東側に台高山地、西側に伯母子山地が南北に走り、熊野川及び北山川は三つの山地の間を屈曲しながら流下し、熊野灘に注ぐ

崩壊しやすい地質である四万十帯(形成時の圧縮・変形により割れ目が発達)が広く分布

主な産業
河口の新宮市は木材の集積地として製紙業、製材業が発達
平成16年に「紀伊山地の霊場と参詣道」が世界遺産に指定されたことを受け観光業が盛ん
平成16年に「紀伊山地の霊場と参詣道」が世界遺産に指定されたことを受け観光業が盛ん
