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施策メニューの具体的内容 水

健全な水環境整備

水路網の復元

大野市街地を流れる水路網や清水を風景として位置付け、その復元・美化を図ります。
・市内を流れる水路網の景観保全
・「水の見えるまちづくり計画」の推進

水を活かした公園づくり

大野の美しい水環境を体験・学習できる親水空間を整備・活用します。
・水環境・親水性のある公園(ビオトープ)の整備
・水辺の楽校としての河川空間の活用・整備

地下水位のモニタリング

市内の27箇所、30井の地下水監視と地下水位状況の広報を維持します。
・市内中心部の地下水位の監視の継続
・市民や地下水利用者への理解のための地下水状況の広報

水路のある町並みイメージ(出典:大野市公共施設景観形成マニュアル平成15年3月)/左
地下水観測井(春日公園)/右

水環境の啓発

水文化や愛護活動

大野の水に係わる歴史・文化、地域との関わりを後世に伝え残します。
・水文化や水の歴史をテーマにしたフォーラム等の開催
・水環境保全の活動(河川清掃・生き物観察等)

親和性の高い水生生物の保全

大野の美しい水を象徴する水生生物とその生息環境を保全・育成します。
・イトヨなどの水生生物とその生息環境保全の活動の継続
・水辺の再生とそこに生きる動植物の保全活動

家庭排水対策

家庭排水による水環境への影響を軽減する施策に取り組みます。
・家庭雑排水の市内水路への直接排水の防止
・市民の「水に関する意識」の高揚

親和性の高い水生生物の保全のイメージ(大野の水を考える会ホームページより)/左
水辺の再生のイメージ(大野イトヨの会、中野清水を守る会)/中、右

利水運用の工夫

農業用水管理との連携

農業用水の管理との連携によって、大野の地下水涵養を推進します。
・地下水涵養源である田圃での湛水期間と面積の拡大
・用排水路への可能な限りの通水

河川の維持流量等の確保の研究

豊かで美しい水辺環境を創る河川の維持流量や市内水路流量を確保する方策を検討します。
・適正な水利用、河川及び市内水路での流量確保の研究
・非かんがい期の「目に見える水路」に水を流す検討
・真名川ダムの弾力的管理の運用

地下水保全を図る貯水池運用の研究

地下水保全を図るため、真名川ダム貯水池運用の工夫により放流量を確保し下流に流すことを研究します。

水田湛水(大野市南部)/左  フラッシュ放流前の状況/中  フラッシュ放流後の状況/右