大阪府における交通事故の特徴
ここでは、大阪府下の交通事故の傾向を紹介します。
子ども
(1)こども(15歳以下)の事故件数の推移
こどもの事故件数は大阪、全国ともに減少傾向にありますが、大阪のこどもの事故割合は全国平均よりもやや小さい傾向です。
▲図 大阪および全国のこどもの事故件数の推移
▲図 大阪および全国のこどもの事故割合の推移
(2)こども(15歳以下)の事故の詳細
1)こどもの事故状態別死傷者の割合
大阪では「歩行中」と「自転車乗車中」が全体の約6割を占めており、全国平均よりも大きい傾向です。
▲図 大阪および全国のこどもの事故状態別死傷者の割合
2)こどもの自宅から事故現場までの距離(歩行中および自転車乗車中)
こどもの事故(歩行中および自転車乗車中)の6割以上は自宅から1km以内で発生しています。
▲図 大阪および全国のこどもの自宅から事故現場までの距離別の事故発生割合
(歩行中および自転車乗車中)
3)大阪における歩行中のこどもの死傷事故原因
大阪における歩行中のこどもの死傷事故は「飛び出し」、「横断歩道外横断等」が原因で多く発生しており、これらの原因による死傷者数は全体の約5割を占めています。
▲図 大阪における歩行中のこどもの死傷事故原因
4)大阪における自転車乗車中のこどもの事故原因
大阪における自転車乗車中のこどもの事故の半数近くは、「安全不確認」が原因で発生しています。
▲図 大阪における自転車乗車中のこどもの事故原因
※小数点以下を四捨五入したため合計が100%にならない場合がある (財)交通事故総合分析センター令和5年8月発行「交通事故統計年報(令和4年版)」 (財)大阪府交通安全協会令和5年4月発行「大阪の交通白書(令和4年版)」 |