|
||||||||||||||||
|
クルマ利用と地球環境環境にやさしい行動とクルマの使い方の見直しCO2を減らすには、クルマの使い方の見直しが、最も効果的。「環境に優しい行動」として、冷暖房の調整や、リサイクルなどが言われています。 ![]() 上図に示されている数値に関する詳しい計算方法・考え方については、以下をご覧下さい。 〜1年間あたりのCO2削減量〜ここでは、提供した情報に用いたCO2排出削減効果の詳しい算定方法について紹介します。 〔参考文献〕太田裕之、藤井聡: ●節電に関する取り組み環境省地球環境局地球温暖化対策課※1の示すCO2原単位0.36kgCO2/kwhというデータを用いて、以下の行動におけるCO2排出削減効果を算出しました。 1)冷房の温度を1℃高く、暖房を1℃低くする。 2.2kW機器のエアコンにおいて、外気温35℃、設定温度を27℃から28℃へ変更する際、1時間あたり電力消費量16.2Whが削減されます。 2)照明をこまめに(1日合計60分)消す。15Wの蛍光ランプを1灯、毎日平均1時間消灯すると、年間で2kgのCO2が削減されます。 3)テレビの利用時間を1日60分減らす。100Wのテレビを1日1時間短縮すると、年間で13kgのCO2が削減されます。 4)冷蔵庫にものを詰めすぎないようにする。周囲温度25℃、設定強度中で標準詰め込み量を2L容器で入れた場合と、500mL容器で入れた場合の24hの消費電力量を測定した結果、電力消費量187.5Whが削減されます(省エネルギーセンター※2)。このデータに原単位を乗じることで算出した結果より、1世帯あたり年間24.6kgのCO2が削減されます。 ●ガスの節約に関する取り組み環境省地球環境局地球温暖化対策課の示すCO2原単位2.1kgCO2/m3というデータを用いて、以下の行動におけるCO2排出削減効果を算出しました。なお、原単位は都市ガスの値を用いました。 5)家族で続けて風呂に入り、追いだきを1日1回減らす。 給湯器の実測結果より熱効率85.6%と算出され、それを用いて、周囲温度20℃、45℃のお湯200Lが2時間で40.5℃となったときの45℃までの追いだきのためのエネルギー消費量を算定すると、ガス消費量が104.67L削減されます(省エネルギーセンター※2)。 6)お風呂でシャワーを1日2分減らす。 給湯器の実測結果より、利用温度45℃、12L/分の条件のもと、1分あたりのエネルギー消費量、水消費量を求め、1日1回あたり、シャワー利用時間を10分程度とした場合のエネルギー消費量と、1回あたり1分短縮した場合の省エネ効果はガス25.32L、水12L/分でした(省エネルギーセンター※2)。 ●ゴミの削減に関する取り組み7)買い物の際、袋や容器等の包装材が少ないものを選ぶ。京都大学環境保全センターの調べより、4人家族が3日分の食事のためスーパーと市場で同じ材料を購入したときの包装材の重量差のCO2原単位は638.3gCO2(全国地球温暖化防止センター※3)。上記データをもとに、平均世帯人数を3人とし、算出した結果、1世帯あたり年間58.3kgのCO2が削減されます。 8)ビン、缶、ペットボトル、牛乳パック、食品トレイを全てリサイクルに出す。 年間総生産量は、ペットボトル437kt(環境省廃棄物・リサイクル対策部企画課※4)、缶361億個、そのうち54%スチール缶、46%がアルミ缶(社団法人日本鉄鋼連盟スチール缶委員会※5))、ガラスびん1.625Mt(日本ガラスビン協会※6)、牛乳パック166億個、食品トレイ52kt(EICネット※7)また、環境省地球環境局地球温暖化対策課よりそれぞれのCO2原単位はペットボトル0.07kgCO2/個(製品単体重量は40gとする)、スチール缶0.04kgCO2/個、アルミ缶0.17kgCO2/個、ビン0.11kgCO2/個(製品単体重量は350gとする)、牛乳パック0.16kgCO2/個、食品トレイ0.008kgCO2/個(製品単体重量は7gとする)。 ●クルマ利用に関する取り組み環境省地球環境局地球温暖化対策課の示す、ガソリン使用1Lあたり、2.3kgCO2/Lという原単位を用いて、以下の行動におけるCO2排出削減効果を算出しました。 9)1日平均10分クルマの利用を控える燃費は10km/L、時速40km強で1分に0.7km進むものとし、年間365日で算出した結果、1世帯あたり年間587.6kgのCO2が削減されます。 10)1日5分間アイドリングストップを行うアイドリング1分間で13ccの燃料が消費される(交通エコロジー・モビリティー財団※9)とのデータを用い、1日5分、年間365日として算出した結果、1世帯あたり年間54.6kgのCO2が削減されます。 [参考ホームページ]
|
|||||||||||||||
Copyright © 2015 国土交通省近畿地方整備局京都国道事務所. All Rights Reserved. |