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5つの連携テーマ

『生命の水再生』アクションプランの実施

流域圏が一体となり、水源かん養機能の保全、水質の改善、及び安定した水量の確保に取り組むため『生命の水再生』アクションプランを策定し、その着実な実施を図ります。

(2)水質の改善

流域圏が一体となり、人々が安心して利用でき、多様な生物が生息・生育できる水質を確保します。
このため、流域圏全体で、例えば「みんなが泳げる南湖・淀川の復活」等の具体的な目標を定めた水質改善プログラムを定め、水質環境基準を達成するとともに、さらなる水質改善を目指して、面源負荷対策、下水処理の高度化、微量有害物質や病原性微生物対策、緊急時の水質汚染リスクに対する対応、取排水系統等の改善等に重点的に取り組みます。
また、水質改善や緊急時の対応に関する情報の収集・整理を行い、水質や緊急時の水システムの脆弱性等に関するわかりやすい指標等の制定や、様々な主体が利用可能な情報の共有・発信を行います。

1)面源負荷対策の推進

農村地域における水田等からの肥料分等を含んだ排水、都市部における市街地からの初期流出雨水等が面源負荷の要因となっており、これらに対する負荷軽減対策や浄化対策等の充実を図ります。
また、面源負荷の実態把握、農用地の循環かんがいや植生浄化等に関する調査研究もあわせて実施します。

  • @環境保全型農業
  • A循環かんがい、反復かんがい施設の整備
  • B透水性舗装、雨水貯留浸透施設、市街地排水浄化対策施設、緑地整備
  • C面源負荷軽減のための新たな技術開発及び新技術を用いた実験的取り組みの推進
市街地排水浄化対策施設(伯母川ビオパーク) 市街地排水浄化対策施設(伯母川ビオパーク)
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