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5つの連携テーマ

『生命の水再生』アクションプランの実施

流域圏が一体となり、水源かん養機能の保全、水質の改善、及び安定した水量の確保に取り組むため『生命の水再生』アクションプランを策定し、その着実な実施を図ります。

(2)水質の改善
2)下水処理の高度化等の推進

有機物をはじめとして、窒素やリンについても大幅な除去が可能な高度処理を推進します。
また、合流式下水道の改善、下水道等汚水処理施設の整備の推進を図ります。

  • @下水処理の高度化
  • A合流式下水道の改善、汚水処理施設の整備の推進
高度処理の一例< 高度処理の一例 クリックで拡大
(生物処理後に実施する物理化学的処理) >
3)微量有害物質や病原性微生物対策の推進

人々が安心して利用でき、多様な生物が生息・生育できる水質を実現するために、微量有害物質や病原性微生物等の対策について推進します。

  • @微量有害物質や病原性微生物の排出抑制対策、監視体制確立
  • A下水処理の高度化
  • B合流式下水道の改善、汚水処理施設の整備の推進
4)緊急時の水質汚染リスクに対する対応等

地震等の災害、渇水、上流域における水系伝染病の集団発生等に伴って増大する水道水等の汚染に関するリスクを分析・評価し、リスクを回避、低減するための計画を策定するとともに、その実現を図ります。
また、平時においても、水道の原水を河川に頼る多くの人々の健康・生命への長期的・潜在的影響を回避し、浄水コストの増大、水道水に求められる快適性への支障等のために、取排水系統の改善等の対策を検討し、その対策の推進を図ります。

  • @緊急時の水質汚染に対する対応策
  • A取排水系統の改善等の対策