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5つの連携テーマ

水と人とのつながりの再構築

琵琶湖・淀川そのものを「流域ミュージアム」とし、水にかかわる自然、歴史、文化等について、学習・体験するなかで、水と人とのつながりを再認識できるよう、情報発信や施設整備を行います。
また、水と人々の暮らしのかかわり方として伝承されてきた流域の「水文化」を、健全な形で次世代につなぎ、水にかかわる知恵を継承・発展していくために「水との復縁」運動を展開していきます。

(2)「水との復縁」運動の展開
3)先人の体験と知恵の継承
  • 洪水や渇水等の危機に対応するための市民の知恵を継承するため、災害体験の記録をとりまとめ、発信していきます。
  • 洪水や渇水等に対応するために地域で引き継がれてきた行動様式、知恵や工夫といった文化を発掘し、発信していきます。
4)上下流交流の促進
  • 水利用と環境の関係を考える流域水源探訪ツアー等のイベント等を実施します。
  • 流域圏内での地産地消を促進し、「琵琶湖・淀川ブランド」を確立します。
  • 森林の水源かん養機能を再認識するため、水源地の恩恵を受ける都市住民等の参加による森づくりを行います。
  • 流域の児童・生徒が流域の環境について学習することにより上下流意識を醸成するため、流域圏内の学校間交流を行います。
5)子供たちとの連携運動
  • 河川や湖岸に、子供たちのための総合学習フィールド「体験の水辺」を設定し、環境教育の推進を図ります。
  • 流域の子供たちの意見を聞く場として「流域子供委員会」を設置します。