現在、淀川河口部と上流部は淀川大堰によって分断され、船の行き来が出来ない状態となっています。淀川大堰の上下流を船が行き来できるようにするため、船のエレベーターの役割を果たす閘門の設置を行います。閘門の設置によって、図のように河口から上流まで航行が可能になり、災害時の舟運活用が強化されるとともに、観光への活用も期待されています。
淀川舟運の取り組み
淀川大堰への閘門の設置

現在の淀川大堰周辺の状況

淀川大堰閘門設置後
十三地区への緊急用船着場の新設

大阪市淀川区の十三地区に新たに緊急用船着場の設置を進めています。阪急十三駅へのアクセスも良く、周辺のまちづくりと一体となった整備について、関係機関と連携して検討を進めています。
河川の水深調査と航路の維持管理
船舶が航行できるか確認するための河川の水深調査を実施しています。水深が浅く航行が困難な箇所がある場合は、浚渫を実施するなどの対策を行っています。

水深が浅い箇所における浚渫工事の実施