淀川河川事務所

琵琶湖・淀川水系の取排水のしくみ

大阪府に住んでいる方の大半は、水道水源を淀川に依存しており、水質汚濁や水質事故のリスクに対して脆弱な構造となっています。

大都市の主要取水地点と上流都市の関係

図1 出典:財団法人琵琶湖・淀川水質保全機構 ※丸印面積は、人口規模に比例
淀川は、取水地点上流間近に人口約150万人の大規模な都市があるなど、東京や名古屋などの他の大都市と比較して人間活動の影響を受けやすく、水道水源の潜在的な汚染リスクが他の主要河川よりも高い状況にあります。

琵琶湖・淀川水系の取排水のしくみ概念図

図2 出典:財団法人琵琶湖・淀川水質保全機構
三川合流点より下流の下水処理場では、下水処理水を淀川以外に放流していますが、上流の下水処理場では桂川・宇治川・木津川に放流しており、淀川における上水取水は、これらの影響を受けざるをえない状況にあります。
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