3. 京阪神都市圏への来訪者の観光交通実態

3.1 調査対象場所への来訪者の特徴

(1)来訪者の居住地

  • 来訪者の居住地をみると、調査対象場所と同一市町村・同一府県からの来訪者が多く、全調査対象場所を平均すると6割を占めています。
  • 一方、京阪神都市圏の歴史的資源を代表する平等院・姫路城・東大寺・法隆寺・薬師寺といった著名な施設では、近畿外からの来訪者の割合が高い傾向がみられます。

図3.1 来訪者の居住地
図3.1 来訪者の居住地


(2)来訪者の年齢階層

  • 来訪者の年齢階層は、調査対象場所の特性によって異なります。京都市・大阪市・神戸市の都心部では若い層の来訪者の割合が高く、石山寺・日吉大社・平等院・光明寺・長岡天満宮・高野山といった寺社では50代以上の年輩層の来訪者の割合が高くなっています。

図3.2 来訪者の年齢階層
図3.2 来訪者の年齢階層

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