2.調査の概要

調査の種類と内容

回遊調査

 回遊調査では、京阪神都市圏内の主要な観光施設において、来訪者の動きの実態を把握するアンケート調査を実施しました。
● 調査時期: 平成17年10月・11月の土・日曜日
● 調査箇所: 2府4県3政令市(京都府・大阪府・滋賀県・兵庫県・奈良県・和歌山県・京都市・大阪市・神戸市)で各3箇所、計27箇所の主要な観光施設
● 調査対象: 観光施設への来訪者。ただし、12歳未満の子供および外国人は対象外とする。
● 調査手法: 手渡し配布・郵送回収
● 調査内容: 京阪神都市圏内に滞在する間の移動先、移動の目的、利用交通手段などの移動実態及び対象観光施設に来訪する際の移動上の問題点や問題箇所

表2.1 回遊調査の回収結果表2.1 回遊調査の回収結果


広域交通結節点調査

 広域交通結節点調査では、京阪神都市圏の玄関口にあたる新幹線駅と空港において、利用者の動きの実態を把握するアンケート調査を実施しました。

● 調査時期: 平成17年10月・11月の日曜日
● 調査箇所: 2空港(関西国際空港、大阪国際空港)6新幹線駅(米原駅、京都駅、新大阪駅、新神戸駅、西明石駅、姫路駅)
● 調査対象: 航空機(国内線)・新幹線の利用者。ただし、12歳未満の子供および外国人は対象外とする。
● 調査手法: 手渡し配布・郵送回収
● 調査内容: 京阪神都市圏内に滞在する間の移動先、移動の目的、利用交通手段などの移動実態及び移動上の問題点や問題箇所


表2.2 広域交通結節点調査の回収結果
表2.2 広域交通結節点調査の回収結果

図2.1 調査対象場所(回遊調査、広域交通結節点調査)
図2.1 調査対象場所(回遊調査、広域交通結節点調査)


■このページをご覧いただくにあたっての留意点

今回の「回遊調査」、「広域交通結節点調査」は、各調査対象場所への来訪者の一部の方に調査票を配布したサンプル調査です。両調査では、回答が得られた13,843人のデータの拡大を行うことによって、得られたサンプルの動きから来訪者全体の動きを推定しています。データの拡大は、得られたサンプル1票につき、拡大係数(来訪者総数/サンプル数)を乗じる作業です。すなわち、サンプル1人の動きを、拡大係数の人数ぶんの動きと考えることになります。


■京阪神都市圏とは

 大阪市、京都市、神戸市、堺市など87市67町5村(合計159市町村、平成17年12月31日現在)で構成され、その夜間人口は1,932万人、面積は12千km2、DID面積は2千km2の広がりを持っています。京阪神都市圏は近畿2府4県のうち、人口で90%、面積で44%、DID面積では96%を占めています。

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