3.京阪神都市圏の物流の実態

3.1 京阪神都市圏の物流量

(1)京阪神都市圏の物流量

  • 事業所に発生集中する1日あたりの物流量を地域別にみると、大阪府下が488千トンと最も多く、都市圏内の22%を占めます。1事業所あたりの物流量は堺市が最も多くなっています。
  • 業種別にみると、陸運業が500千トンと最も多く、都市圏内の23%を占めます。1事業所あたりの物流量では倉庫業が最も多くなっています。
  • 規模別にみると、従業者数10~29人の小規模な事業所が953千トンと最も多く、都市圏内の43%を占めます。1事業所あたりの物流量は従業者数300人以上の事業所が最も多くなっています。

図 地域別の1日あたり物流量 図 地域別の1日あたり物流量

図 業種別の1日あたり貨物車台数
図 業種別の1日あたり貨物車台数


図 事業所規模別の1日あたり物流量
図 事業所規模別の1日あたり物流量


(2)地域間の物流量

  • 地域間のつながりを物流量からみると、兵庫県下内や大阪府下内での流動、大阪府下と大阪市間、堺市から大阪市および大阪府下、兵庫県下と大阪市間の流動が多くなっています。
  • 京阪神都市圏外とのつながりをみると、大阪府下・兵庫県下・滋賀県から東日本、大阪府下・兵庫県下から西日本への流動が多くなっています。

図 1日あたりの地域間流動量(事業所発物資)図 1日あたりの地域間流動量(事業所発物資)

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