淀川河川事務所

洪水氾濫シミュレーション

平成27年に改正された水防法の規定に基づき、洪水の時、すみやかに避難して水害の被害を少なくできるように、堤防が破堤した場合の浸水が想定される区域とその水深を地図でまとめた「洪水浸水想定区域図」を公表しています。
 
洪水浸水想定区域図を作成するにあたっては、想定最大規模の大雨をもとにして、淀川の堤防が破堤して河川が氾濫したときにどの程度の被害が出るかを各地点毎にシミュレーションしています。そしてその洪水氾濫シミュレーションの結果をもとにして浸水想定区域図としてとりまとめ、皆様に公表しています。
 
ここでは、破堤のメカニズムについて紹介しています。

溢水

通常の堤防は護岸等により保護されているので、設計上考えている水位までは安全性が保たれています。

しかし、この水位を超えると堤防の安全性は極端に低下し、堤防の内側などの土がむき出しのままの部分は水流により土が容易に削り取られ崩れやすくなります。

特に堤防を水流が乗り越えた場合には、時間の経過と共に堤防の崩れ方が大きくなり、やがて大部分が崩れてしまいます。

洗堀

常の堤防は護岸等により保護されているので、設計上考えている水位までは安全性が保たれています。

しかし、この水位を超えると堤防の安全性は極端に低下し、堤防の内側などの土がむき出しのままの部分は水流により土が容易に削り取られ崩れやすくなります。

特に堤防を水流が乗り越えた場合には、時間の経過と共に堤防の崩れ方が大きくなり、やがて大部分が崩れてしまいます。

漏水

大部分が土でできた堤防では、河川水位が上がることに伴い堤防内部にも水が浸透し、堤防の内側にまで水がしみ出してくることがあります。

その量が多くなると水と共に堤防の土が流れ出てしまい、ついには堤防が崩れてしまいます。
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