淀川河川事務所

淀川の震災と堤防復旧について

震災復旧対策

甚大な被災を受けた酉島地区の河川堤防は、被災の主要な原因は堤防直下の砂層の液状化でした。液状化対策として、早急な復旧を要したため、施工実績の豊富な深層混合処理工法による地盤改良を行いました。
 
深層混合処理工法深層混合処理工法
深層混合処理工法による地盤改良を日本にある機械の約半数である最大69台で一斉に実施しました。なお、堤防天端の深部では、沈下低減のため砂層下の粘性土を一部改良しています。

さらに、川表側のり面は5割の緩傾斜としたほか、一部に階段護岸を設けるなど川へアクセスしやすい構造とし水に親しめ、洪水にも強いスーパー堤防構造とするなど周辺環境へも配慮したみらい堤防として復旧しました。

本復旧工事状況(酉島地区)

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