淀川河川事務所

淀川の震災と堤防復旧について

被災状況

今回の震災では、下流域の堤防に被害が集中しました。なかでも、左岸下流域の酉島地区は最も大きな被害を受けた箇所で、延長約2kmにわたり堤防が最大3mも大きく沈下しました。また、高見地区では天端から川裏側のり面が被災し、天端中央部に縦断亀裂が入ったほか、天端が約20cm沈下しました。
 
右岸では、西島地区に被害が集中し、天端中央から川裏側のり面が被災し、天端では最大開口幅1.2m最大段差1.2mの縦断亀裂が認められました。

酉島川表護岸の被災状況

酉島川表護岸の被災状況

被災した堤防はパラペットを有する三面張りの特殊堤でしたが、堤防天端は沈下し、パラペットは川表側へ滑落しています。

酉島川表護岸の被災状況

やや上流側堤防の被災状況です。天端付近から川裏にかけての堤体は大きく沈下し、その高さはほぼ堤内地地盤高程度となってしまいました。

各地点の被災状況写真

被災状況写真の地点
各地点の被災状況写真1

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噴砂状況

各地点の被災状況写真2

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各地点の被災状況写真3

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パラペットと舗装版の間の陥没部からの噴砂

各地点の被災状況写真4

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各地点の被災状況写真5

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各地点の被災状況写真6

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左岸築堤より伝法港への水路に続く小段(KP2.10付近)コンクリート板の縦断クラック。
堤内側にはらみ出しており、隣接民家の側壁まで達している。

各地点の被災状況写真7

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高水敷の噴砂。

各地点の被災状況写真8

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右岸1.4K付近から上流方向を望む。

各地点の被災状況写真9

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各地点の被災状況写真10

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KP2.58付近の天端アスファルト舗装部の破損状況。
天端のほぼ中央に約200mの亀裂が見られる。

各地点の被災状況写真11

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各地点の被災状況写真12

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各地点の被災状況写真13

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各地点の被災状況写真14

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各地点の被災状況写真15

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各地点の被災状況写真16

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