第4回懇談会 討議内容
川とのかかわり
- 日本人は自然と戦うより、自然との共生によって生活を成り立たせてきたと思う。
- 子供たちには、ある種の危険も残しながら川と親しめるような川との接点のある水辺づくりがいい。
- 自分の子供を考えたときに、少々危険でも一緒に遊ばせてやる方法を考えて、川や水辺の接点を考えたい。
- イベントで加古川を下ってみるとまだまだ自然が沢山残っている。しかし外から見た以上に川が汚れていると実感した。
- 川の汚れの原因は、工場排水よりも生活排水による影響の方が大きいといわれている。このような問題には、われわれのような団体からも現状や問題提起について発信することが必要である。
- 青年会議所の取り組みの方向性は、川とのかかわりと、何らかの形で川に触れることにより得られるものを重要視していこうと思っている。
- 風土、土地、水、海を保つための植林がどうあるべきか、どのような木を植えていくのかを考えることが必要である。
- 洪水が少なくなり、山や野から栄養塩が流出しなくなった。そのため、小魚が減少しているらしい。
- 山の荒廃と川や海との関わりを漁師達が非常に心配している。
- 「JR加古川線橋梁」がなければ、オリンピックも開催もできるA級漕艇コースがとれる。ボート競技にとっては邪魔で何とかしてほしいという要望がある。
- 河岸がコンクリートの壁であり、風が出ると波が壁にはね返り戻ってくるので非常にカヌーが漕ぎにくくなる。また川の中からの景色にも護岸が目につく。
- 河川や海岸をきれいに使っていただくということが行政の願いであり、それをどのように一般の方の常識にしていくのかが問題である。
- 川にアプローチしようという市民にとって、危険区域等のデータを整理したほうがいのではないか。
- 昔は瀬や淵が交互にあったが、今は、どこの川も瀬ばかりになっている。