3.都市交通のこの10年の変化

(1)自動車利用の進展

自動車利用トリップ数はこの10年間で1.22倍に増加しています。
自動車の使われ方をみると、従来は出勤や業務など仕事関連の利用が中心でしたが、自由目的での利用が大きく増加しています。

図9目的別自動車利用トリップ数の推移(生成量、昭和55年~平成12年)

図9、目的別自動車利用トリップ数の推移(生成量、昭和55年~平成12年)

京阪神都市圏の自動車利用トリップの構成比は、この10年間で5.5%増加しました。(平成2年25.9%→平成12年31.4%)
地域別にみると、郊外部になるほど増加が顕著になっています。
一方、大都市近隣ではその伸びがやや小さく、大阪市や京都市の都心部では減少しています。

図10自動車利用トリップの構成比の変化(発生集中量、平成2年~平成12年)

図10、自動車利用トリップの構成比の変化(発生集中量、平成2年~平成12年)

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