3.都市交通のこの10年の変化

(1)居住地・従業地の分散

出勤トリップの概要

出勤トリップ(通勤の往路)の総数は1日約640万トリップ、その平均所要時間は約36分であり、この10年間ほとんど変化していません。

表5出勤目的のトリップ数と平均所要時間の推移(生成量、昭和55年~平成12年)

表5、出勤目的のトリップ数と平均所要時間の推移(生成量、昭和55年~平成12年)




交通手段をみると、この10年間で鉄道利用(0.95倍)とバス利用(0.65倍)の減少と自動車利用(1.06倍)と二輪利用(1.06倍)の増加がみられます。

図26出勤目的の代表交通手段別トリップ数の推移(生成量、昭和55年~平成12年)

図26、出勤目的の代表交通手段別トリップ数の推移(生成量、昭和55年~平成12年)



距離帯別にみると、10km未満の近距離の出勤トリップは依然として全体の約7割を占めています。一方で20km以上のトリップが増加しています。

図27出勤目的の距離帯別代表交通手段別トリップ数の構成比(生成量、昭和55年~平成12年)

図27、出勤目的の距離帯別代表交通手段別トリップ数の構成比(生成量、昭和55年~平成12年)

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