3.都市交通のこの10年の変化

(2)商業施設の郊外立地

大規模商業施設の立地タイプをみると、昭和45年頃までは商店街型が多数を占めていました。
しかし昭和45年以降、郊外部での立地が増加し、特に平成2年以降は大店法(大規模小売店舗における小売業の事業活動の調整に関する法律)の規制緩和等により、郊外の幹線道路沿道を中心に新たな立地が大幅に増加しました。
また、コンビニエンスストアも近年急速に増加しており、これらへの自動車利用も顕著です。

図32既存大規模小売店の立地時期別の立地タイプの構成

図32、既存大規模小売店の立地時期別の立地タイプの構成

表8既存大規模小売店の立地時期別店数

表8、既存大規模小売店の立地時期別店数


表9大店法の規制緩和の主な変遷

表9、大店法の規制緩和の主な変遷

表10コンビニエンスストアの立地店数の推移

表10、コンビニエンスストアの立地店数の推移

これらを背景に大規模小売店等への自動車による買い物トリップが2倍以上に増えています。

図33買い物目的の主な行き先別の自動車利用トリップ数の推移(集中量、平成2年~平成12年)

図33、買い物目的の主な行き先別の自動車利用トリップ数の推移(集中量、平成2年~平成12年)

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